ハリネズミの針について
「簡単には触らせないんだから」
毎日ケージの掃除をしていると、抜け落ちた針を2〜3本ほど見つけることがあります。
今朝ケージを見たら、数本固まって抜けていたので、もしかして生え変わりの時期がきた?と思い、ハリネズミの針についてまとめてみました。
こんな感じに抜けてた
ハリネズミの針について
ハリネズミの針は、毛や爪と同じようにタンパク質から作られるようです。額〜お尻にかけて約5,000本の針が生えているそうです。
野生下では敵が近づいて来た際にボールの様に丸くなり頭を隠し、背中に生えている針を立てて身を守っているそうです。
同じく針を背負っているヤマアラシは攻撃用に針を立てますが、ハリネズミはあくまで防御のために針を立てます。臆病者でも根は優しい奴らですね。
長さ
ハリオの抜け針を測定したところ、約2㎝でした。
固さ
針を立てた状態で抱っこすると手に刺さります。イタタ…といった感じですが、抜け針をうっかり素足で踏むとめちゃ痛いです。
慣れてきたのか、手の上で針を立てても針加減してくれているような気がします。
飼い主が慣れただけかも(´・ω・`)
生え変わりについて
背中の針は自然と抜けて生え変わるそうです。しかし、大人になるにつれて針がゴソッと生え変わる時期が来るそうです(クイリングといいます)
調べたところ、およそ生後3,4ヶ月から6ヶ月ごろに1日で40〜50本程抜け変わることがあるそうです。
クイリングの時期はゴソッと生え変わるため、ハリネズミにとって痛くて不快らしく、しばし機嫌が悪くなることが多いようです。
まとめ
・子どものハリネズミであれば、針が沢山抜けても慌てない(クイリングの時期かも)
・様子がおかしければ、病気の可能性もあるので病院で診てもらう。
・クイリングの時期は背中を何度も触らない、丸めたりしない。スキンシップも程々に。
これから抜け針が増えると思うけど、飼い主、気をつけるから仲良くしてくださいね。
「ミルちゃんくれるなら考えてもやらん」